豊島区池袋二丁目 K・T様
遺言
入院してても遺言書って作れるの?~公正証書遺言の場合~
- 項目:
- 戸籍の収集
- 項目:
- 財産の特定
- 項目:
- 遺言書作成
相談内容
2年ほど前の秋のこと、Aさんが「親父が遺言書を作りたいと言っている」とご相談にいらっしゃいました。
よくよくお話をお聞きすると、Aさんのお父様であるBさんにはご結婚してすぐに離婚した奥様との間にお嬢様がいるとのこと。
そしてBさんと元奥様はそれぞれ再婚し、Bさんは新しい奥様(つまりAさんのお母様)との間に一男二女をもうけました。
お嬢様は元奥様と再婚したご主人と一緒に暮らしていて、Bさんは離婚してから一度も会っていないそうです。
そんなBさんが最近「俺の遺産はみんなお前たちに残したい」とさかんに話すようになりました。
AさんはそのときBさんが再婚で元奥様との間に子供…つまり異母姉がいることを知ったそうです。
「じゃあ遺言書を作ればいいんじゃない?」と家族で話していた矢先Bさんは倒れました。
脳梗塞でしたが何とか一命を取りとめて現在入院中、退院のめどは全然ついていないそうです。
「親父は自分の命ももう長くないから早く遺言書を作りたいと見舞いに行くたびに言うんです。後遺症のせいか寝たっきりになってしまい話したり動いたりするのはやっぱり難しいみたいで。こんな親父でも遺言書を作れますかね」Aさんはおっしゃいました。
よくよくお話をお聞きすると、Aさんのお父様であるBさんにはご結婚してすぐに離婚した奥様との間にお嬢様がいるとのこと。
そしてBさんと元奥様はそれぞれ再婚し、Bさんは新しい奥様(つまりAさんのお母様)との間に一男二女をもうけました。
お嬢様は元奥様と再婚したご主人と一緒に暮らしていて、Bさんは離婚してから一度も会っていないそうです。
そんなBさんが最近「俺の遺産はみんなお前たちに残したい」とさかんに話すようになりました。
AさんはそのときBさんが再婚で元奥様との間に子供…つまり異母姉がいることを知ったそうです。
「じゃあ遺言書を作ればいいんじゃない?」と家族で話していた矢先Bさんは倒れました。
脳梗塞でしたが何とか一命を取りとめて現在入院中、退院のめどは全然ついていないそうです。
「親父は自分の命ももう長くないから早く遺言書を作りたいと見舞いに行くたびに言うんです。後遺症のせいか寝たっきりになってしまい話したり動いたりするのはやっぱり難しいみたいで。こんな親父でも遺言書を作れますかね」Aさんはおっしゃいました。
サポート内容
遺言にはいろいろ種類があることはご存じの方も多いと思いますが、担当者は今回、Bさんの状態や状況をふまえて、公証人の先生に立ち会ってもらって遺言書を作る=公正証書遺言で遺言書を作ろうと考えました。
『病気で寝たきりだけれどご自分の意思ははっきり伝えられる』ということをAさんからお聞きしたからです。
担当者はAさんから資料をお預かりし、Bさんの相続人探し=戸籍収集と、資産探しを始めました。
集まった戸籍を見てみると、Aさんからお聞きした通り相続人は元奥様との間のお嬢様ほか現在の奥様、Aさん含むお子様3人ということが分かりました。
財産はAさんからお預かりした資料をもとに調べ、確認しました。
担当者は遺言書案を作るために、AさんとAさんのお母様、妹さん二人と一緒にBさんにお会いすることになりました。
実際にお会いしたBさんはとても弱ってらっしゃいましたが、それでも「家は家内と息子(Aさんのことです)に、預貯金は家内が半分、あとは娘二人に残したい」とおっしゃいました。
もともとずっとそういうお話をご家族とされていたそうで、奥様は「家族全員納得していますのでよろしくお願いいたします」とおっしゃいました。
遺言の費用とは別に出張費をお支払いすれば、公証人は遺言者のいる所まで来てくれます。
そこで担当者は事務所に戻ってさっそく遺言書の案を公証人に確認してもらい、事情を説明し、Bさんが入院している病院に来て遺言を作ってほしいとお願いしました
Bさんご一家と公証人と予定を合わせて、ついに遺言を作る日を迎えました。
「こういう内容で遺言書を作りますけどいいですか?」とBさんに聞く公証人。
Aさんやご家族、担当者がはらはら見守る前でBさんはきっぱり「はい」とうなづき、遺言に力強く署名されました。
遺言が作り終わり公証人が帰った後、奥様とAさん、妹さん二人と「無事に終わってよかった」と笑い合いました。
体が不自由だからといって遺言書作りをあきらめることはないのです。
『病気で寝たきりだけれどご自分の意思ははっきり伝えられる』ということをAさんからお聞きしたからです。
担当者はAさんから資料をお預かりし、Bさんの相続人探し=戸籍収集と、資産探しを始めました。
集まった戸籍を見てみると、Aさんからお聞きした通り相続人は元奥様との間のお嬢様ほか現在の奥様、Aさん含むお子様3人ということが分かりました。
財産はAさんからお預かりした資料をもとに調べ、確認しました。
担当者は遺言書案を作るために、AさんとAさんのお母様、妹さん二人と一緒にBさんにお会いすることになりました。
実際にお会いしたBさんはとても弱ってらっしゃいましたが、それでも「家は家内と息子(Aさんのことです)に、預貯金は家内が半分、あとは娘二人に残したい」とおっしゃいました。
もともとずっとそういうお話をご家族とされていたそうで、奥様は「家族全員納得していますのでよろしくお願いいたします」とおっしゃいました。
遺言の費用とは別に出張費をお支払いすれば、公証人は遺言者のいる所まで来てくれます。
そこで担当者は事務所に戻ってさっそく遺言書の案を公証人に確認してもらい、事情を説明し、Bさんが入院している病院に来て遺言を作ってほしいとお願いしました
Bさんご一家と公証人と予定を合わせて、ついに遺言を作る日を迎えました。
「こういう内容で遺言書を作りますけどいいですか?」とBさんに聞く公証人。
Aさんやご家族、担当者がはらはら見守る前でBさんはきっぱり「はい」とうなづき、遺言に力強く署名されました。
遺言が作り終わり公証人が帰った後、奥様とAさん、妹さん二人と「無事に終わってよかった」と笑い合いました。
体が不自由だからといって遺言書作りをあきらめることはないのです。
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