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豊島区上池袋 A・T様

遺言

家族ガチャ~『家族』という価値観~

項目:
戸籍収集
項目:
資産の調査
項目:
遺言書案の作成

相談内容

Aさんのお父様が遺言書作成のために弊所に依頼してくださったのはもう5年以上前のこと。
そのお嬢さんのAさんから遺言書作成のご依頼があったのは半年ほど前のことでした。
どうして遺言書が作りたいと思ったのかAさんは説明してくださいました。

事実関係は以下のようになります。
・Aさんの両親は離婚し、Aさんはお父様に引き取られました。
・そのあとAさんのお父様は、Bさんと再婚。
・Bさんには前の夫との間に一人娘であるCさんがいます。
・BさんはAさんと養子縁組をしていません。

義母のBさんがAさんと養子縁組をするかどうかについては、Aさんのお父様の兄弟たちからの反対がありました。
Aさんのお父様は資産家で、Aさんのお父様の兄弟たちはBさんになるべく相続させたくないと養子縁組することを拒否したのです。
そのことで義母のBさんは頭を悩ませていました。

結局、このまま何もせずに放置すると、Aさんが死亡したときに実父母が既に亡くなっていた場合、相続人は義母のBさんではなく、実父母の兄弟となってしまう可能性がありました。

Aさんのお父様はそういうことを理解して弊所に遺言書の作成を依頼してくださいました。
Aさんはその時に「わたしも他人事じゃないな」と思ったと言います。
「わたし、バツイチで子供がいない、となると父方の叔父叔母やいとこたちが我が家の財産を半分相続することになるかもしれないですよね…、わたしはそれはいや、父や義母を苦しめた人たちに我が家の財産を譲るつもりはないんです、となると義母のBと養子縁組をするか遺言を作るしかない、だから遺言書を作ろうと思ったのです」とAさんはおっしゃいました。

サポート内容

現在の日本で『家族』を考えるとき
①血のつながり
②法律のつながり
③感情のつながり
が柱になる価値観かなと思います(読む方によっては多少あるかもしれませんが)。
自分が死んでしまったあと持っている資産を後世に引き継ぐということを考えるとき、やはり法律上の『相続』という仕組みは外せないと思います。
民法は『家族とは何か』、『相続とは何か』を定めています。
「地元じゃ『家族』なんだけど…」という風に感覚や感情的に家族ということは法律にはありません。
そういうときに活用していただきたいのが遺言という制度だと思います(もちろん使えばいいというものではありませんが、使うことで引き継げることもあるかと思います、もちろん①、②、③…どのつながりが一番優れているかどれがダメかなどということはありませんよ!念のため)。

担当者はさっそくAさんのご協力のもと資産調査をし、戸籍を集め、遺言書案を作成しました。
Aさんは『ご自身が亡くなったらBさんとCさんに全部遺産を相続させる、BさんがAさんより前に亡くなったら全部Cさんに相続させる』という風に考えていらっしゃったので、そのような文案を作成し、Aさんに確認していただきました。
Aさんから「ぜひこれで」とのお返事をいただき、担当者は公証役場に遺言を作る日を予約、その日を迎えました。
BさんとCさんは「お姉ちゃん、いつか結婚して子供産むかもしれないよ(笑)、そんな早まったことしていいの?」と冷やかしていらっしゃいましたがAさんはとてもほっとした顔をなさって「ちょっとだけ安心しました、ありがとうございました」とおっしゃいました。






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